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目撃DQN43◆◇サムかった、披露宴…◇◆
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sousai/1220146957/

316 :愛と死の名無しさん:2008/09/18(木) 15:15:10
投下

新郎(会社員・友人)
新婦(微妙な規模の土建屋令嬢・自分家の事務)
二人は自由恋愛の末のでき婚で、結婚も長男の新郎が新婦(長女・弟有り)を嫁にもらう形の
「二人で出発します」的な自由な結婚式にしたかったらしい。(後日談)。が、嫁父がやらかしてくれた。

 土建屋の社長である嫁父(チンピラあがり)は、地元の土建屋(年商3億)の建設業協会の会長をしているらしく、
式が始まる前から、協会関係者の60歳~70歳位の顔の赤いすっかり出来上がったハッピ姿にフンドシ一丁の連中
10人以上が高砂前を占拠。主賓席には地元では良くポスターでお目にかかる代議士が2,3人。会場を見回せば
120人ほどの招待客の4/3が新婦側関係者。

317 :316:2008/09/18(木) 15:28:44
いやな予感はしていたが、主賓の挨拶が長い長い。1.新郎会社上司 2.新婦土建屋専務 3.代議士A
4.代議士B 5.代議士C 6.県会議員 7.建設業協会理事 ここまでで1時間以上。その後すぐにお色直し。
両家の親含め30分以上帰って来ず。その間、嫁父が撮ったと思われる新婦の幼少の頃のお宝映像から
出会いまでのビデオ(ほぼ新婦幼少時代)を延々ながし、他に余興も無くビデオ上映で時間をつなぎ、やっと
現れたと思ったら新郎新婦+嫁母のウエディングドレス姿、そしてなぜか6人でケーキ入刀、更にお互いが食べさせあう
と言う熱い演出。ちなみに嫁父は特攻服と見間違うほどの純白のフロッグコート。新郎父母は普通の和装に燕尾服のまま
だった。ちなみに新郎父は職人で会社とは無縁の人で無口。後日談で新郎父は披露宴には一切口を出さなかったが
新郎母は、準備段階から演出に対し相当キレて揉めていたらしい。それでも、夫婦になる二人の仲を裂くわけには
いかんと、このケーキ入刀も相当我慢したらしい。(当然嫁母のドレスは当日知ったらしい)(新郎新婦さえも)

つづく

318 :316:2008/09/18(木) 16:03:18
文才無く、読みにくくスマソ。
 ここまででかなり新婦寄りな宴で会場も妙な空気につつまれていたが、終焉に近づくと待ってましたとばかりに
奴らが腰を上げた。すっかり出来上がったフンドシ軍団。
 余興なのでしょうが、彼ら建設業協会のしきたりとも言うべくな浪曲を最年長と思しきボスが歌いその合間に
妙な奇声で合いの手を入れると言う、一般人には何とも理解しがたいみょうちくりんな動きとろれつの回っていない
浪曲と奇声に場内は凍りつく。新郎新婦も阿修羅面冷徹。唯一ニコニコ顔の嫁父は合いの手を入れながら上機嫌。
聞けば、安全祈願祭で披露をする棟上式の時にやる地元の風習らしかった。
何の安全を祈願するためにこの痛い演出を選んだのかは知らんが・・・
 そして、最後はお決まりの新婦から両親への手紙と新郎挨拶、新郎父の両家代表の挨拶へと移行した。
手紙はまぁ、今まで育ててくれて的な教科書通りなものでそつなくこなし新郎挨拶も今までの空気を察してか
引きつり顔ではあったが一通り感謝を述べた。さて、帰りの準備をするかと思ったのもつかの間、司会の声が響いた。
「え~それでは、本日ご列席いただきました皆様に対し両家の代表を新郎のお父様であります○○様に変わりまして
○○土建代表取締役社長○○よりお礼のご挨拶と最後の締めをお願いしたいと思います。」

つづく

326 :316:2008/09/18(木) 17:10:06
さすがに場内はざわつきだした。
 ちなみに話はそれるが、新郎父は新郎友達とガキの頃から面識があり(新郎家は30人程度しか呼べなかった
ので、招待友達も当然新郎と深い仲に限定された)、新郎友もある意味新郎家をないがしろにした披露宴にひそかに
皆憤怒していて新郎父が酒を注ぎに回ってきた時など妙な結束で、「今日の父ちゃんカッコイイよ。あっちの家に負けんなよ」と
新郎父を応援する変な空気に包まれていた。
 そんな空気の中での選手交代である。明らかに新郎父はスピーチを用意していたような顔で「はっ?」と言う顔。新郎新婦も
顔を見合わせ若干震え気味。スピーチはと言うと自分が30代にして如何に苦労して会社を起こし、そして結婚し子供を生み
育てたか。今の人(特に新郎)には到底まねできない。俺は超えられないがせいぜい頑張れ的な、でき婚が気に食わないのが
有り有りなスピーチ。更に代議士、県議、協会様には、こんな披露宴に付き合っていただき誠に有難うございました、これから
娘たちもお世話になりますが宜しくお願いします。と、まるで婿でも執ったかのような言い方。しかも、新郎側には一切お礼なし。
 痛いスピーチ後のまばらな拍手と新郎父を哀れむ皆の顔が今でも忘れられない。
一つだけ胸がスッとしたのは帰りの退場際、両家並んでの見送りで、新郎友の一人が
新郎友「最後はお父ちゃんに締めて欲しかったな~」
新郎父「いや~俺は口下手だから恥かかずに助かったよ。」
と言って、皆に笑顔で握手をしていた。それに新婦側の友人も結構混ざってて、新婦父とはほとんど握手もしないどころか挨拶さえも
目も合わせず帰った人がほとんどだった。
 新婦父は本当にDQNでそれでも最後までやりきった様な満足そうな顔をしてた。

後日談で披露宴のスピーチ等の突然の進行の変更は全て新郎父の「俺が全額払う。」の言葉で変更されたとスタッフが自白。
新郎側は、それでも「馬鹿にするな」と言って、きっちり招待割で支払ったそうな。

紫煙感謝。おわり



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